高校サッカー 静岡学園、5大会ぶりVならず PK失敗のDF野田裕人「申し訳ない」
第103回全国高校サッカー選手権準々決勝(4日、東福岡0-0静岡学園=PK戦5-4、UvanceとどろきスタジアムbyFujitsuほか)4試合が行われ、初出場の東海大相模(神奈川)は明秀学園日立(茨城)に2-1で逆転勝ち。エースのMF沖本陸(3年)が1得点1アシストと活躍し、4強入りを果たした。流通経大柏(千葉)は上田西(長野)に8-0と完勝。今大会の1試合最多得点で聖地・国立競技場へ駒を進めた。前橋育英(群馬)、東福岡も勝ち上がり、準決勝(11日・国立競技場)の組み合わせは東福岡―前橋育英、流通経大柏―東海大相模に決まった。 【写真】父がナイジェリア出身の前橋育英・オノノジュ慶吏。チームを7大会ぶりの国立に導く値千金の決勝弾 静岡学園は5大会ぶりの頂点を狙ったが、8強で夢破れた。0-0で迎えたPK戦の4人目、J1川崎内定のDF野田裕人(3年)が蹴ったボールは、大きく枠の上を越えた。 「自分が外して負けたので申し訳ない。これを力に変えて、活躍している姿をみんなに見せたい」。来月から本拠地となるスタジアムで味わった悔しさを胸に、プロの世界に飛び込む。