「ライオンの隠れ家」いよいよ残り3回…きょう大注目の第9話 リアタイ必須 Pの思い「大事な大事な回」
俳優の柳楽優弥(34)主演のTBS金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」(金曜後10・00)第9話が、きょう6日に放送される。大注目の第9話の見どころを、松本友香プロデューサに聞いた。 【写真あり】虐待シーンも描かれた「ライオンの隠れ家」 その「配慮」と「演出」に称賛の嵐 柳楽が演じるのは、坂東龍汰(27)演じる自閉スペクトラム症の弟のために生きる真面目で優しい市役所職員・小森洸人。2人で暮らす兄弟が佐藤大空(たすく、5)演じる謎の男の子「ライオン」と出会い、ある事件に巻き込まれていくオリジナルのサスペンスで、先の読めないオリジナルストーリーと、豪華キャストの演技が光る話題作。 松本氏は「前回、このドラマは全11話と発表しましたが、それを踏まえた今回の9話は、ちょっとだけ覚悟のいるビターな回かもしれません…」とした上で「でも絶対に言えることは、この回があってこその10話と最終話だということ。そこに向かうための大事な大事な回だということです!」と主張した。 「具体的には話せませんが、人間、普通に生きてたらみんながみんな強くはないですし、困難に立ち向かうことには、必ず怖さや難しさ、自信のなさなど、自分自身との葛藤があるはずで、現実はヒーローのようにかっこよくいけないことの方が多い。そんな中でもどうもがくか、何が1番大切だと気づくか、大きくそういう感じのことへ想いを馳せて見ていただけると嬉しい回です」と呼びかけた。 【第9話あらすじ】 第9話は、愛生(尾野真千子)とライオン(佐藤大空)が、ペンションから連れ去られた。 洸人(柳楽優弥)から2人がいなくなったと連絡を受けた柚留木(岡山天音)は、新潟側のフェリー乗り場で愛生たちが下りてくるのを待ち構えるが、そこに現れたのは祥吾(向井理)の息がかった樺島(後藤剛範)であった。 一方洸人は、ライオンが別れも告げずいなくなったことに困惑する美路人(坂東龍汰)に、どうやってペンションから今すぐ出ようと説得するか、考えを巡らせる。 そして、ライオンが忘れていったぬいぐるみを手に「これを一緒に届けに行こう!」と提案。2人で佐渡島を出て、愛生とライオンを救いに橘家へ向かうことに決める。しかし、そこに愛生とライオンの姿はなかった。 居場所が分からないまま、小森家に戻るしかない洸人と美路人。このまま元の2人の生活に戻ってしまうのか、悶々とした感情を処理できずにいた。 その頃、愛生はある覚悟を決めて祥吾と会っていた――。