広島商、競り勝ち4強 秋季中国地区高校野球大会準々決勝
【秋季中国地区高校野球大会準々決勝 広島商2―1開星】(27日、松江市営野球場) 2024年秋の高校野球中国地区大会勝ち上がり表(組み合わせ表) 広島商は、開星(島根)に2―1で競り勝ち、準優勝した2021年以来となる準決勝へ進んだ。 広島商は一回1死から西村銀士が左前打で出塁。続く三田桂慎の右中間を破る二塁打で先制した。2死後、藤田涼平にも右前適時打が飛び出し、2点を先制した。先発の左腕徳永啓人は二回のスクイズによる1点だけに抑えて、101球で公式戦初完投を飾った。 打線は二回以降、わずか1安打。息詰まる熱戦を制し、荒谷忠勝監督は「『辛抱する試合になるよ』と試合前に言っていたけど、その通り粘り強く戦ってくれた。徳永もよく投げてくれました」と選手をたたえていた。
中国新聞社