家族に投資を反対されたらどうする?「株式投資」の正しい知識を家族と一緒に身に付けて、堅実な資産運用で人生の“3大出費”や、来たるインフレに備えよう!
「株はギャンブル」「株は簡単にドカンと儲かる」はどっちも間違い! 正しい知識を持って、株の”食わず嫌い”を克服しよう! 「株は怖いし、貯金で十分」という人に知ってほしいのが「人生この先どれくらいお金が必要なのか」ということ ●株はギャンブルではないが、簡単にドカンと儲かるものでもない! 正しい知識を持って取り組めば、コツコツ資産を増やすことは可能! 「株は怖いし、貯金で十分」という人に知ってほしいのが、人生この先どれくらいお金が必要なのか。特に注目すべきなのは「人生の3大出費」と言われる「住宅費」「教育費」「老後資金」です。 たとえば住宅費は、昨今特に上昇していて、東京23区の新築マンションの平均価格は、1億円超にも及んでいます。 また、教育費は子ども一人あたり1000万~2500万円超はかかります。習い事代なども含めるとさらに多くなるでしょう。 老後の生活資金は、年金だけでは不足するため、お金の準備が必要です。ゆとりのある生活を送りたい場合はもちろん、最低限の生活で我慢できるという場合でも、年金だけでは1000万円以上も生活費が不足する可能性が大! これらの出費に備えて、コツコツ貯金をしていくのはかなり大変です。「そもそも3大出費を意識してお金の準備ができている人は少ない」と、家計の見直し相談センター代表の藤川太さんは指摘します。 「初めて家計相談に来る人のうち、いつ、いくらくらいお金が必要かという“ライフプラン”を考えているのは、10人に1人ほどです。また、ライフプランを立てていても、現状のままでは金銭的に余裕がない人が半数以上に上ります」(藤川さん) しかもこれからは、3大出費に加えて「物価の上昇」も考えなくてはいけません。現在、日本銀行は年2%の物価上昇を目指しているため、将来自分が老後を迎えるときに必要とされる老後資金は、今よりずっと多くなっている可能性があるのです。 現在の年金や貯金の仕組みでは、年2%の物価上昇に対応するのは難しいでしょう。そうなると、お金の不安解消の一つの手段として、資産運用が候補に上がってきます。「怖い」「難しそう」と避けてばかりではなく、きちんと向き合って取り組んでみるのがおすすめです。
ザイ編集部
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