脱サラして自営業をすることにしました。国民健康保険が値上げらしく、友人から「国民組合保険はどう?」と言われましたが、どう違うのでしょうか?
国民組合保険(国保組合)の注意点
国保組合の主な注意点は、以下のとおりです。 ・被扶養家族の保険料もかかる ・同一世帯の国保加入者も国保組合への加入が必要 国保組合では被扶養者という概念がないため、家族も保険料がかかります。例えば、愛知建連国民健康保険組合の保険料は、事業主の場合、年齢に応じて月額1万3500~2万7500円です。 家族に関しては、0~39歳までは月額7000円、40~64歳までは月額9500円、65~74歳までは月額7000円がかかります。※令和6年度分、1種(配偶者等)の場合 そのため、本人だけでなく家族の保険料も考慮してシミュレーションを行う必要があります。 また、同一世帯で国民健康保険に加入している人がいる場合、その人も国保組合への加入が必要です。ただし、組合によってルールが異なる場合もあるため、事前に確認しましょう。
国民組合保険(国保組合)の特徴を理解して、慎重に選ぶことが大切!
国保組合は、同じ業種や職種の従事者で構成されており、非常に多くの団体が存在します。各組合によって、加入条件や保険料、給付内容が異なるため、希望する組合がある場合は条件などをよく確認し、国民健康保険とよく比較することが大切です。 家族で話し合い、国保組合と国民健康保険のどちらがよりメリットが大きいのか慎重に選びましょう。 出典 厚生労働省 国民健康保険制度 東京都医師国民健康保険組合 組合員の資格について 愛知建連国民健康保険組合 保険料 建設連合国民健康保険組合 加入方法・保険料-保険料 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部