【レコ大】こっちのけんと、最優秀新人賞に選出「夢のような賞をいただきました」 SNS総再生回数150億回超え「はいよろこんで」
「第66回輝く!日本レコード大賞」(日本作曲家協会主催)の授賞式が30日、東京・初台の新国立劇場で行われた。最優秀新人賞には、俳優・菅田将暉の実弟で、マルチクリエイター・こっちのけんとが選出された。 今年5月に配信リリースし、NHK紅白歌合戦でも披露するSNSの総再生回数150億回を超える大ヒットを記録した「はいよろこんで」は、新語・流行語大賞にノミネートされ、今年を代表する曲となった。 喜びのスピーチでは「本当にありがとうございます。この1年間、本当に簡単な言葉ではありますが本当に頑張った1年でしたので、これ以上ないご褒美をいただきました。とてつもなくうれしいです」と感謝し「夢のような賞をいただきました」と喜んだ。司会の安住紳一郎アナウンサーから「それではもう1度」と歌唱を促されると、「はい、よろこんで」と笑顔で応じた。 2020年に会社員をやめて「マルチクリエーター」に転身し、配信活動を始めた。22年8月の「Tiny」がデビュー作。6作目となった「はいよろこんで」は、会社員時代の実体験や、実際に感じて悩み、生きずらさを歌詞に練り込み、アップテンポな曲に落とし込んで、多くの共感を呼んだ。 歌詞の中でも、モールス信号でSOSを意味する「トントントン ツーツーツー トントントン」という特徴的な歌詞や、「ギリギリダンス」というフレーズに合わせたダンスがTikTokなどでトレンドとなり拡散された。
報知新聞社