写真：AV Watch

ヒビノは、設立60周年を記念し、2024年12月1日から2025年3月31日の期間中、ヒビノ公式オンラインストア「FULL-TEN」で1注文あたり税込100,000円以上を購入した人に、先着順・数量限定でヒビノオリジナル・ポータブルワイヤレススピーカー「HM-151 mini」(非売品)をプレゼントするキャンペーンを実施する。期間中でもプレゼントの在庫がなくなり次第本キャンペーンは終了となる。 【画像】HM-151 HM-151 miniは、日本のコンサート音響確立を導いたヒビノオリジナル・モニタースピーカー「HM-151」(1979年運用開始)の意匠を忠実に再現しつつ、卓上サイズに仕上げたBluetooth対応ポータブルワイヤレススピーカー。設立60周年の記念品として製作された。 ベースとなったHM-151は、ヒビノのコンサート音響事業部「ヒビノサウンド」が1979年に開発した、コンサートのステージ上でアーティストに音を届けるモニタースピーカー。日本のロックコンサートの黎明期であった1970年代、より大きな音をより良質に鳴らすため、自社開発や改造によって生みだしたオリジナル機材が多々あった。観客に大迫力の音を提供すると同時に、アーティストが演奏しやすい環境をつくることも音響エンジニアの重要な役割だった。 そこでヒビノは、国内他社に先駆けてアーティストによい音を返すモニターシステムの自主開発にも力を注ぎ、HM-151をはじめとする「モニター専用システム」を完成させた。アーティストにも支持され、計300台製造。2013年まで全台が稼働していたが、2024年現在は90台まで数を減らしている。 プレゼントされるHM-151 miniは、HM-151を1/5スケールのデスクトップサイズに縮小。簡単に持ち運びができ、置き場所を選ばない使いやすさとコンサートテイストあふれる存在感を兼ね備えた卓上型スピーカーだという。 形状、色味、パーツの塗り分けにもこだわり実機の意匠を忠実に再現。グリルカバーは、着脱可能。クラシカルな外観は、部屋のアクセント・インテリアとしても楽しめる。 HM-151が、これまで見てきたであろう情景をイメージしてオリジナルの操作音を制作。ペアリングモードで「手拍子」が鳴り、Bluetooth接続時に「歓声」があがるなど、コンサート会場のような気分を盛り上げる。Bluetooth対応に加え、3.5mmのAUXコネクタも搭載し、有線接続も可能。 開発・製造は、ヒビノグループでIoT機器開発を手掛けるCerevo、操作音制作は音響・映像システムの設計やBGM・サウンドデザインなどを手掛けるヒビノスペーステックが協力している。 約148×125×93mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約625g。最大消費電力は10W。2.5インチのフルレンジドライバーを1基搭載する。3,350mAhのチウムイオン充電池を内蔵し、連続再生時間は最大8時間。