1月14日、福島県会津坂下町「大俵引き」 伝統の初市も 古川町長ら来場呼びかけ
福島県会津坂下町の古川庄平町長や町の観光・商工関係者は25日、福島民報社を訪れ、来年1月14日午後2時から町役場周辺で催される伝統行事「坂下初市 奇祭 大俵引き」への来場を呼びかけた。 下帯姿や法被姿の引き子が東西に分かれ、高さ2・5メートル、長さ4メートル、重さ5トンの大俵を引き合う。東が勝つと米価が上がり、西が勝つと豊作になるといわれている。 新年は行事開始から400年になることから、通常の3回の大俵引きを終えた後に来場者400人が二手に分かれて引き合う「400人大俵引き」を行う。福豆俵まきは例年の365個から400個に増やす。 古川町長は「多くの方に参加してもらいたい」と語った。町観光物産協会の内海淳一理事長、町商工会の高久栄一郎副会長、坂下小町の岡島真優さんらが同席した。一行は同日、県庁に内堀雅雄知事を表敬訪問した。 観覧などの問い合わせは町観光物産協会1へ。