ミルスペック搭載で日常からアクティビティまで頼りになる「スマートウォッチ」の実力とは
登山やトレイルランなどのハードなシーンでも活躍するアウトドアスマートウォッチ。耐衝撃性や防水性、バッテリーの継続時間といったタフさと、多彩な機能を搭載し野外での活動をサポートするハイテクさが特徴です。中国のメーカー「Zepp Health(ゼップ ヘルス)」から、スマートデバイスの人気ブランド「Amazfit(アマズフィット)」の新作が発表されました。現在予約受付中の「Amazfit T-Rex3」をご紹介します。 【写真】ミルスペックを搭載したスマートウォッチの機能をチェックする(全6枚)
軍事規格もクリアした高耐久性能
まずはハード面の性能から。外見はアウトドアウォッチらしく、タフで無骨なイメージです。八角形のベゼルは錆びにくく丈夫で、金属アレルギーを起こしにくいステンレススチールを使用し、ディスプレイは傷や割れに強いコーニング社の強化ガラス「ゴリラガラス」を採用しています。 スクリーンは1.5インチ。輝度はかなりの高輝度といえる2000nitsで、明るい環境でも視認性の高い画面です。また、旧シリーズにはなかったグローブモードを搭載し、厚さ2mm未満のグローブであれば着けたまま操作が可能とのこと。 そして、その強靭性は軍事レベル。アメリカ国防省が制定した規格「MIL-STD-810G」の規格に準拠しており、温度、湿度、高度、振動、衝撃、耐水など各領域の過酷な環境条件でのテストをクリアしています。 過酷な野外使用では、バッテリーの〝持ち〟も死活問題。標準的な使用ならば最大27日間稼働します。GPSモードは消費電力が大きいですが、それでも「耐久GPSモード」にすれば最大180時間。長時間バッテリーといえるでしょう
アウトドア用途に特化した多彩な機能
そしてソフト面では通知、タイマー、天気予報、目覚まし時計、ストップウォッチなど基本的な機能のほか、コンパス、気圧計、高度計、標高ごとの血中酸素レベル表示、標高アシスタントといったアウトドア向けの機能も標準搭載。 もっとも重要なのは地図機能。「ベースマップ」「コンターマップ(等高線地図)」「スキーマップ」の3種のオフラインマップがあり、スポーツに合わせたマップを表示できます。 6つの衛星システムに対応したデュアルバンドGPSは位置情報精度が高く、さらにルートファイルをダウンロードすればマップに表示し、Bluetooth®️ヘッドフォンでルートを読み上げることもできます。 ルートデータは、GPXファイルであればサードパーティー製アプリのものが利用可能。GPXデータをダウンロードできるようになったYAMAPやヤマレコを利用し、自分で作成したルートを取り込めます。 そのほか、「zeppアプリ」からヘルスケア、アクティビティ、音楽、などなどさまざまなジャンルのミニアプリをダウンロード可能。自分のライフスタイルに合わせ、ソフトをカスタマイズできます。 現在は「オニキス」の1色のみが予約受付中ですが、赤を基調とした「ラバ」も11月に登場予定! アウトドアライフをもっと自分好みに、もっと便利にしていきましょう。
ソトラバ編集部