福島レッドホープス、共同経営白紙に 神戸の企業と合意至らず
野球の福島レッドホープスを運営する福島野球団は23日までに、グローバル・リンクス(神戸市)と共同経営で臨むとした来季の球団運営について、両社間で契約合意に至らず、白紙になったと明らかにした。来季はこれまで同様、球団が運営する。 球団によると、グローバル・リンクスとは今後の球団運営の方向性を協議したが、合意に至らなかった。14日に共同経営を白紙とする文書をグローバル・リンクスに通知したという。 球団の岩村明憲会長・社長(45)は「合意に至らず、苦渋の決断だったが、気持ちを入れ替えて再スタートする」と話した。 球団は8月に、グローバル・リンクスが球団の株式を49%取得し、共同経営すると発表していた。
福島民友新聞