韓国・さらに下がった「過去最低」合計特殊出生率…0.6人台の見通しも
【05月31日 KOREA WAVE】韓国で今年第1四半期の合計特殊出生率が再び最低値を更新し、史上初の0.6人台の年間出産率を記録するという見通しが出ている。 統計庁が29日発表した「3月人口動向」と国家統計ポータル(KOSIS)によると、今年1~3月の出生児数は6万474人で前年同月比6.2%(3994人)減少した。同じ第1四半期基準では2020年(-11.4%)以来の最大幅の減少だ。これによって、合計特殊出生率も下がり、第1四半期は前年比0.06人減の0.76人だった。 通常、年末より年明けの出生児数が多いことを考慮すれば、今年の年間合計特殊出生率が0.6人台に下がる可能性が高い。例えば、昨年の場合、第1四半期の0.82人から第2・第3四半期各0.71人、第4四半期の0.65人と減り、年間で0.72人を記録した。 統計庁関係者は「1四半期の傾向が年末まで続くと仮定すると、今年の年間の合計特殊出生率は0.66人になるという意味」とみている。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
KOREA WAVE