「世界中のファンを連れて必ずここに戻ってくる」朝倉海がRIZINバンタム級王座を返上しUFCに挑戦!
9日、国立代々木競技場第一体育館にて『Yogibo presents RIZIN.47』が開催。休憩前に朝倉海が登場し、ベルトの返上とUFC移籍を発表した。 朝倉海は前田日明が主催するTHE OUTSIDERで頭角を表し、55-60kg級王者へ。同王座を返上し2017年にRIZINに参戦すると、才賀紀左衛門や堀口恭司を倒し中心選手として活躍していく。第3代RIZINバンタム級王者を獲得するが、初防衛戦で堀口恭司のリマッチを受けて敗北。 2023年末にフアン・アーチュレッタの持つ王座に挑戦し、第6代RIZINバンタム級王者として返り咲いていた。 リングに現れた海は「今日は皆さんに重要なお知らせがあってこの時間を作ってもらいました。僕はRIZINのベルトを返上して、UFCに行きます!詳しい内容についてはUFC側から近日中にアナウンスがあると思いますが、正式にUFCに行くことが決まってます。すごく嬉しい報告なはずなんですけど、今すごく寂しい気持ちです。元々何者でもなかった僕が、こうして選手として格闘家として、男として認めてもらえたのはこのRIZINのおかげだと思っています。そして去年の大晦日にベルトを巻いて、一度も防衛戦もせずにUFCに行くという僕のわがままを受け入れてくれて、背中を押してくれた榊原さんに心から感謝したいと思います。2017年からRIZINに参戦して6年間戦わせてもらいました。大晦日に3年連続メインで負けるという悔しい思い出もありますが、こうして2回チャンピオンになれて、僕はRIZINとRIZINファンの皆さんが大好きです。僕は必ずUFCでチャンピオンになってきます。そして、世界中のファンを連れて必ずここに戻ってくるので楽しみにしていてください。これからも応援お願いします」と挨拶。 兄・未来もリングに現れ「ほんとに主催者からしたらお金になる選手を違う団体に送るのって、ほんとに選手のことを考えてないとできないことだと思うので、僕は本当にすごいプロモーターがやっている団体に出れてる事誇りに思います。ありがとうございます。まあ、弟がUFCに行くって中で、俺は次平本なんかと戦ってる場合じゃないと思うんですけど、ほんとに今JTTすごい環境で、マジで強くなってます俺。来月は圧倒的な試合見せますんで皆さん期待しててください」とアピールすると会場から大歓声を受けた。 海は世界に飛び立ち、未来は7・28さいたまスーパーアリーナの『超RIZIN.3』メインイベントで平本蓮との対戦が決定済み。日本を代表し世界規模になる兄弟の今後の活躍に注目が集まる。