<春に挑む・東海大菅生センバツへ>選手紹介/2 福原聖矢捕手(1年) 豊かな経験でリード /東京
1年生ながら正捕手を務め、先輩たちをリードする。小学生時代から日本代表に選ばれ、中学でも2年連続でU15日本代表と国際試合の経験も豊富だ。「すごく深く野球のことを考えている」と仲間から信頼が厚い。 U15でバッテリーを組んだ1学年上の本田峻也(しゅんや)に「一緒に甲子園行こう」と声をかけられ、沖縄県から上京した。 「いろいろな所で身体能力を見せられるのが野球の良いところ」と語る通り、走攻守に抜群の能力を見せる。捕手のほかに二塁手もこなし、昨秋の都大会で8試合で13盗塁を記録した。167センチの小さな体だが「なせば成る。長打力も身につけたい」と貪欲だ。 父や兄、姉も野球経験者。4歳上の兄と10メートルの距離からプラスチック製のボールを投げて、もう一人が打つ「野球の勝負」をして、力をつけたという。「手加減してくれなかったので負けないようにたくさん練習しました」【林田奈々】=随時掲載 ……………………………………………………………………………………………………… 「さらにレベルアップした姿を見せたい」。167センチ68キロ 〔都内版〕