「レブロンはリーグの独裁者」元NBA選手が“キング”を糾弾「誰も彼とプレーしたがらない」<DUNKSHOOT>
NBA界の“キング”ことレブロン・ジェームズは、今オフにロサンゼルス・レイカーズと再契約を結び、ドラフトで加入した息子ブロニー・ジェームズとの共闘が注目されている。レブロンが所属チームに対して大きな影響を持つことはこれまで何度も囁かれてきたが、エネス・カンター・フリーダム(元ポートランド・トレイルブレイザーズほか)は「NBAの独裁者」と糾弾している。 【動画】レブロンとフリーダムが一触即発! レブロンは2003年のドラフト1位指名でNBA入り。そこからクリーブランド・キャバリアーズ、マイアミ・ヒート、キャバリアーズ、レイカーズで計21シーズンプレーし、史上初の通算4万得点突破をはじめ、こちらもリーグ初の通算得点&アシストでそれぞれトップ5入り、NBA新記録を更新するオールスター出場20回、リーグ優勝4回、シーズンMVP4回、NBA75周年記念チーム選出など、輝かしい実績を誇る。 今年12月末には40歳となるなか、レイカーズには息子のブロニー(サザンカリフォルニア大)がドラフト55位指名で加入。“キング”の息子とはいえ、心停止を起こした過去を持ち、昨季はNCAAで25試合(先発6試合)に出場して平均4.8点、2.8リバウンド、2.1アシスト、フィールドゴール成功率36.6%という成績にとどまったこともあり、指名には少なからず批判の声も上がった。 NBAで10シーズンプレーし、計713試合に出場した元NBA選手のフリーダムは『OutKick』の番組『Don't @ Me』に出演した際、JJ・レディックがレイカーズの新HC(ヘッドコーチ)に就任したことを含めて、レブロンの影響力だと述べた。 「彼(ブロニー)はグッドガイかもしれないが、NBAでプレーするには不十分だ。彼がドラフトされたのはレブロンのおかげだし、JJ・レディックがヘッドコーチになったのもレブロンのおかげだ」 フリーダムは2021年11月、「キングにとってはモラルより金」とレブロンを痛烈批判。さらに、レブロンが2023年2月に英雄カリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカ―ズほか)の通算得点記録を塗り替えた際には、祝福のメッセージが相次ぐなかで「38388得点。0モラル、0価値観、0信念、0共感、1中国にひれ伏す。おめでとう、キング・ジェームズ」とSNSに皮肉を綴り、「君と君のプレーが俺にリスペクトされると思うな」と続けていた。
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