攻守両面で采配が冴え渡ったロバーツ監督。凱旋パレードででも終始ノリノリだった。(C)Getty Images

　ニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズを４勝１敗で制し、見事４年ぶり８回目の世界制覇を成し遂げたロサンゼルス・ドジャース。現地11月１日にはロサンゼルスに凱旋して25万人を動員するパレードや祝賀イベントが開催された。 【動画】ロバーツ監督がハリス副大統領からの祝福電話にビックリ！ 　そんな慌ただしい最中、チームを戴冠に導いたデイブ・ロバーツ監督の携帯電話が鳴る。なんと受話器の向こう側の人物は、現アメリカ副大統領で次期アメリカ大統領候補のハリス・カマラ氏だった。カマラ氏が自身のＸでその様子を公開したのだ。 　カマラ氏が「デイブ、カマラ・ハリスよ」と告げると、自宅のソファで妻とくつろいでいた52歳は一瞬驚いた表情を浮かべ、「オーマイゴッシュ！」と漏らした。そして座り直して姿勢を正し、満面の笑みを浮かべながら「お元気ですか？」と問いかける。ハリス氏は「良好よ。チームとあなたのリーダーシップ、そして素晴らしい勝利を誇りに思います」と称え、「リアルタイムで試合は観れなかったけど、私も夫もあなたの大ファンなんです」と語りかけた。 　さらにハリス氏の隣にいた夫のダグラス・エムホフ氏も興奮気味に、「イベントの途中は５点をリードされていたのに、終わって夜になって観たら５対５になっていた。本当にスリル満点でしたね」と、優勝を決めたワールドシリーズ第５戦の大逆転劇を絶賛した。 　 　最後はハリス氏が「たくさんの喜びをもたらしてくれてありがとう。どうかこの瞬間を楽しんで」と伝え、ロバーツ監督は大統領選挙が佳境のハリス氏に対して、「ありがとう。選挙の日の幸運を祈ります」とエールを贈った。 　ネット上では野球ファンからの意見やツッコミが殺到。「デイブが本当に嬉しそうだった」「マジでビックリしてたな」「ロバーツのあんな表情見たことないぞ」「しかしうまいこと撮影したもんだ」「ダグは本物のドジャースファン」などなど、さまざまな反応が寄せられている。 構成●THE DIGEST編集部