30代で「年収500万円」の市役所職員です。同世代の民間企業勤務の人と比べて、年収はどれくらい違うのでしょうか?
市役所職員の年収を上げる方法
市役所職員が年収を上げるには、おもに以下のような方法が考えられます。 ・長く働いて勤続年数を上げる ・公務員でもできる副業をする 市役所職員は公務員であるため、基本的には年功序列で勤続年数が長い方ほど年収は上がっていくでしょう。しかし、民間企業と異なり、成果が給料に反映されにくい点はデメリットとなります。 また、公務員は公務員法により副業が禁止されていますが、自治体によっては副業を解禁しているところもあるようです。 ただし、すべての副業が認められているわけではなく、講演や執筆活動、農業、投資などがあげられます。副業を行う際は、必ず自治体に許可をもらう必要があるため、忘れないように注意しましょう。
30代の民間企業勤務の方よりも市役所職員のほうが100~140万円程度年収が高い傾向にある
民間企業に勤める30代の平均年収は420~460万円程度となっています。一方で、30代の市役所職員の平均年収は520~600万円程度であるため、市役所職員のほうが100~140万円程度年収が高い傾向にあります。 市役所職員は公務員に該当するため、自治体が定める給料表を基に基本給が決まります。一般的には年功序列で勤続年数が長い方ほど、年収は上がっていくでしょう。もし市役所職員で年収を上げたいと考えている方は、副業を解禁しているか確認をしたうえで、自分に合った副業も始めてみてください。 出典 総務省 令和4年地方公務員給与の実態 第5表 職種別職員の平均給与額 1 団体区分別(5)市 1(261ページ) 総務省 令和4年地方公務員給与の実態 第7表の2 職種別,年齢別,学歴別職員数及び平均給与月額(4)市 一般行政職 国税庁 令和4年分民間給与実態統計調査 調査結果報告 (170ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部