32歳の彼氏から「実は全然貯金していない」とぶっちゃけられました。30代の貯金の平均額は「900万円」と聞いたことがあるのですが、実際“貯金していない人”も多いのでしょうか…?
30代からでも貯金を始めるコツ
30代で貯金ゼロの状態でも、今から貯金を始めて資産を増やすことは可能です。まずは、収入と支出の現状を把握しましょう。家計簿アプリ等を使って毎月の支出を見える化することも有効です。どこに無駄な支出があるのかも把握しやすくなります。 次に、固定費の見直しをしましょう。例えば、インターネットや携帯電話のプランを変更したり、より家賃が安い家に引っ越したりすれば、月数千円の支出を毎月削減できる場合があります。 また、給与振込口座とは別に貯金用の口座を作って、毎月一定額を先取りで貯金することもおすすめです。給与が振り込まれると同時に、貯金口座に振り分ける設定にすれば、生活費と貯金が自動的に分かれます。使い過ぎを防止でき、意識せずとも貯金が増えていくでしょう。
30代独身で貯金ゼロは34%! 計画的に貯金しよう
金融広報中央委員会の調査によれば、30代独身の3人に1人が「貯金ゼロ」という状況です。交際相手が全く貯金していないからといって焦る必要は、それほどないのかもしれません。 ただ、今後例えば結婚をして家計を一緒にするなどとなると、貯金ゼロのままなのも考えものです。まずは日々の無駄な支出や固定費を見直して、無理のない範囲で支出を減らすことを交際相手に勧めてみましょう。 生活費から貯金を先取りする仕組みをつくることで、意識しなくても貯金しやすくなります。小さな目標を立てて、少しずつ貯金を増やしてくださいね。 出典 金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和5年) 執筆者:山田麻耶 FP2級
ファイナンシャルフィールド編集部