名古屋ドルフィンズ・坂本聖芽、流れ呼び込んだスティール「自分の仕事はできたのかな」
◇18日 りそなB1リーグ第13節 名古屋D95―84川崎(ドルフィンズアリーナ) 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(名古屋D)は、スコット・エサトンがチーム最多23得点12リバウンドの「ダブル・ダブル」の活躍で、同じ中地区の川崎を95―84で下して今季2度目の3連勝を飾った。これで名古屋Dは今季11勝11敗。次節の21日は敵地で東地区首位の宇都宮と対戦する。 第2クオーター(Q)で流れを呼び込むきっかけとなったのがポイントガード坂本聖芽の守備。逆転につながるアシストの直後に相手ボールを奪うスティールを成功させ、「ディフェンスでチームに良い影響を与えるという自分の仕事はできたのかな」と納得の表情を浮かべた。 第3Q終盤にも「相手の気持ちの隙を狙っていた」と、相手陣でプレーの切り替わり際を狙ってスティール。そのまま自らレイアップシュートを決めて点差を広げ、「積極的な守備からリズムをつかんで、速い展開に持ち込むのは自分の持ち味」とうなずいた。 同ポジションに絶対的司令塔の齋藤拓実がいて出番は限られるが、守備職人の25歳は「どんな役割でもやるし、常に準備をし続けて、チャンスをつかみたい。まだまだ自分はやれると思う」と野心をたぎらせた。
中日スポーツ