熊谷・八木橋百貨店で福袋準備作業
八木橋百貨店(熊谷市仲町)で12月26日、福袋の袋詰め作業が行われた。(熊谷経済新聞) 【写真】恒例の福袋袋詰め作業の様子(26日12時ころ、カトレアホール) 来年1月2日、初売りで販売する「2025新春 吉例 八木橋の福袋」。地域の人々に長年親しまれてきた福袋の人気は高く、例年多くの人が列を作る。価格は1袋5,000円。800個限定で販売する。 中身は干支の飾りや七福アメなど定番商品をはじめ、「おせちに飽きたら」とカレーやラーメンなどレンジ調理食品、雑貨小物、市内の温浴施設「ハレニワの湯」のペア券など1万円以上の商品を詰め込む。今回の目玉商品は、洗剤を使わずに洗濯ができる「洗濯マグちゃん」(宮本製作所)で、担当者は「環境にも優しい商品として注目を集めている。一度使ってみてもらいたい商品」と話す。お年玉として、八木橋商品券も400個入る。2,000円券=20個、1,000円券=50個、500円券=330個で、2人に1人は「当たる」確率という。 袋詰め作業が行われたこの日、各売り場から集まった15人のスタッフが、えとのヘビをデザインした落ち着いたオレンジ色の福袋に次々と商品を入れ、中身を数えたり、シール止めしたりと流れるように黙々と作業する姿があった。「クリスマスが終わり、正月準備に入る直前の一瞬だけホールが空くので、作業できるのは今日しかない」と担当者。夕方までに800個を作り終えた。 担当の笠原康弘さんは「来年は巳(み)年。巳年には再生や復活、長寿の意味があると聞く。私たちも皆さまに長く愛される長寿な企業になれるよう、一年一年頑張っていきたい」と話す。 当日は9時から八木橋百貨店西口で整理券を配布し、10時から特設会場で福袋を販売する。
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