クマ目撃相次ぐ米沢、県が支障木を伐採へ 最上川河川敷など
米沢市でクマの目撃が相次いでいることを受け、県は11日、県議会運営委員会で県が管理する最上川のうち、市街地の河川敷や河川の支障木伐採を検討すると明らかにした。米沢市とも連携し、専門家の助言も踏まえ、伐採箇所を選定する。 米沢市では先月29日朝、最上川の松川河川敷にクマ1頭が現れ、同一個体とみられるクマが目撃されるなど、クマの市街地への出没が続いている。県河川課によると、本年度、県は流下能力向上のため最上川の市街地約2キロ区間の一部で伐採を予定しており、小林寛県土整備部長は「専門家の意見を聞きながら、河川管理の範囲内で、人が通る道など効果的な伐採を検討する」と説明した。