M-SOLUTIONS、kintoneと生成AIを連携する「Smart at AI」でAIエージェント機能を提供
M-SOLUTIONS株式会社は30日、サイボウズの業務アプリ構築クラウド「kintone」と生成AIを連携できるkintone連携サービス「Smart at AI for kintone Powered by GPT」(以下、Smart at AI)において、「AIエージェント」機能を追加し、10月31日より提供開始すると発表した。 【この記事に関する別の画像を見る】 Smart at AIは、kintone内でChatGPTなどの生成AIが利用可能になるkintone連携サービス。kintoneアプリ内のデータを簡単にプロンプトに挿入して利用できるほか、独自のフィルタ機能を備えているので、安全に利用できる点もメリットとした。 今回、同サービスに追加された「AIエージェント」は、あらかじめ設定したプロンプト(指示)に基づき、週次や月次などでkintoneのレコードを自動作成する機能。日々の情報収集や月次の営業レポート作成などのルーティンタスク遂行をアシストし、業務効率化・自動化に貢献するという。 例えば、営業レポート作成に関するデータを管理している各kintoneアプリのデータを参照しながら、月次の営業報告レポートを自動的に作成したり、外部のニュースサイトや社内情報を掲載するkintoneアプリからの最新情報を、毎朝自動でサマリ化したり、といったことが可能になるとのこと。 また、顧客からの問い合わせに対して自動で回答案を生成することも可能で、ほかの連携サービスを利用すればメール返信までを自動化でき、深夜や休日でも迅速な対応を行えるので、顧客満足度の向上につながるとしている。 なお今回は同時に、ライトプラン、スタンダードプランにおいて、月間500回AI生成を利用できるエントリープランを新たにラインアップした。価格(税別)は、ライトプランの「LT-500」が年額8万4000円で、30ID、生成数が月間500件まで、画像読み込みが月間10件までとなっている。別途、初期費用5万円が必要。 スタンダードプランに追加される「ST-500」は、30ID、生成数が月間500件まで、画像読み込みが月間500件までで、価格(税別)は、初期費用が5万円、年額が67万2000円。
クラウド Watch,石井 一志