【卓球】“張本兄妹”そろってトップ10入り 妹の美和が自己最高の8位 兄の智和は9位キープ ともにW杯で銅メダル獲得
ITTF(国際卓球連盟)は23日、最新の世界ランクを発表。張本智和選手と張本美和選手の“張本兄妹”がそろって世界ランクトップ10入りとなりました。 【画像】中国選手を倒し、ベンチで父と喜ぶ張本美和選手 2人は、先週の卓球ワールドカップ個人戦に出場。20歳、兄の智和選手は、準々決勝で中国選手を破ったスウェーデンのシェルベリ選手に逆転勝利。準決勝で林高遠選手に敗れましたが、銅メダルを獲得しました。世界ランクは上がりませんでしたが、日本選手最上位9位をキープしています。 15歳、妹の張本美和選手は、決勝トーナメント初戦で中国の王芸迪選手を撃破するなど、女子最年少の銅メダルを獲得。自身初のトップ10入りとなる世界ランク8位に浮上しました。 美和選手は、2022年に初めて世界ランク624位がついてから約2年、15歳でトップ10入り。兄の智和選手も、2018年の5月に14歳で初めてトップ10入り(10位)を達成。その後、2022年には世界2位まで上り詰めました。 以前、兄の智和選手は「妹の活躍をみてきて追いつかれるのも時間の問題だなと思っていた。お互い切磋琢磨していい意味でライバルというか、どっちがいい結果を残せるか競い合ういい仲間だと思ってます」と言及。兄の背中を追って成長続ける妹と、男子のエースとして日本をけん引する兄。2人の活躍に今後も注目です。 ▽男子日本勢トップ5 9位 張本智和 21位 戸上隼輔 ↑4 35位 松島輝空 43位 吉村真晴 73位 篠塚大登 ▽女子日本勢トップ5 6位 早田ひな 8位 張本美和 ↑4 11位 伊藤美誠 ↓2 13位 平野美宇 23位 木原美悠 ↑1