獲得候補は9人 不調ペップ・シティが冬に狙う豪華なターゲットたち
誰を獲得できるのだろうか
マンチェスター・ユナイテッドとのマンチェスター・ダービーでは、最後の最後で勝ち点を落としてしまったマンチェスター・シティ。攻守両面で安定感を失っており、以前のような強さは失われてしまった。 冬の移籍市場ではこの状況を脱すべく、大型補強を画策しており、後半戦での巻き返しを目指している。 『Manchester Evening News』では現在の報道をもとに、冬のマーケットでどのような補強が行われるのかを予想している。 右サイドバックではレヴァークーゼンのジェレミー・フリンポンが獲得候補として浮上している。シティユース出身の24歳で、カイル・ウォーカーにも負けない快速の持ち主だ。 反対の左サイドバックではフラムのアントニー・ロビンソンにシティは注目している。本人も『MARCA』で移籍に前向きなコメントを残しており、現状最も可能性が高い選手なのかもしれない。 CBではクリスタル・パレスのマーク・グエイとエヴァートンのジャラッド・ブランスウェイトがターゲットになっている。グエイは今夏ニューカッスルから5度のオファーが提示されながらも、パレスはこの提案を拒否し、イングランド代表DFの残留を成功させているだけに、今冬での引き抜きは難しいといえる。 ロドリが不在ということもあって最優先で補強すべきポジションである中盤では、レアル・ソシエダのマルティン・スビメンディとバイエルンのヨシュア・キミッヒが候補に挙がっている。年齢を考えると25歳と若いスビメンディが選択肢となるが、本人はロドリ復帰後のポジション確保に懸念を抱いているようで、その問題を解決できなければ獲得は困難を極めるだろう。 攻撃的な中盤ではケビン・デ・ブライネの衰えもあって後釜を探す必要があり、バイエルンのジャマル・ムシアラ、レヴァークーゼンのフロリアン・ヴィルツがターゲットになっているが、どちらもクラブとの契約を延長するといった報道が多くなっている。 ストライカーはスポルティングCPからウーゴ・ヴィアナスポーツディレクターを引き抜いたこともあってヴィクトル・ギェケレシュの名前が盛んに報じられている。アーリング・ハーランドの控えにスウェーデン代表FWが構えていれば鬼に金棒だが、どちらかが控えの役割を許容するとは思えず、現実的な選択肢ではないのかもしれない。 現状、上記の9人が獲得候補に挙がっており、実際に冬のマーケットでスカイブルーのユニフォームに袖を通すことになる選手は何人いるのだろうか。