秋雨続く東北 行楽日和はいつ? 東北2週間天気
この先の東北地方は、土日は晴れ間の出る所が多いですが、週明けはまとまった雨となる恐れがあります。その後も曇りや雨のぐずついた天気が続きますが、来週末の3連休は広く秋晴れとなる予想です。
【前半】土日は北部中心に青空 7日(月)と8日(火)広く傘の出番に
5日(土)は大陸から張り出す高気圧に覆われるため、北部を中心に広い範囲で晴れるでしょう。ただ、福島県では湿った空気の影響で雲が広がりやすく、所々で雨が降りそうです。 6日(日)は北部ほど日中は日差しが降り注ぐでしょう。南部は雲が広がりやすいものの、天気が大きく崩れることはなさそうです。 7日(月)から8日(火)にかけては、低気圧や前線の影響で広い範囲で雨が降るでしょう。低気圧の周辺や前線付近では雨雲が発達しやすく、雨脚の強まる所がありそうです。特に北部ほどまとまった雨となる恐れがあるため、今後の気象情報に注意して下さい。 9日(水)と10日(木)は北部で天気が回復しますが、南部は曇りや雨のすっきりしない天気となるでしょう。太平洋側ほどザっと雨脚の強まる時間がありそうです。 11日(金)になると移動性高気圧に広く覆われるため、各地で晴れるでしょう。 気温は平年より高い日が多いですが、来週は太平洋側を中心に平年より低い日もありそうです。日ごとの気温変化にお気を付け下さい。
【後半】3連休は秋晴れ 一日の寒暖差大
来週末の3連休は各地で晴れマークが並んでおり、洗濯日和、行楽日和となるでしょう。山間部を中心に紅葉の色づきも進みそうです。(紅葉見頃情報はこちら) 15日(火)も晴れ間がありますが、秋田や仙台では傘の出番がありそうです。 16日(水)以降は北部で雨が降りやすいでしょう。南部は雲が多めながらも日中は日差しが期待できそうです。 気温は昼間こそ20度を超える日が続きますが、朝晩は空気が冷たく感じられるでしょう。一日の気温差が15度くらいになる所もありそうです。服装選びについては次のブロックを参考にしてみてください。
寒暖差が大きい時期 気温と服装選びの目安
この先の気温は、平年と比べると高い日が多くなるでしょう。昼間は長袖シャツで過ごせそうです。ただ、来週は太平洋側を中心に昼間でも20度を下回る日があるでしょう。そのため、外出時はカーディガンなど羽織るものがあると良さそうです。また、朝晩は15度を下回る日が徐々に増えてくるでしょう。特に3連休は晴れて放射冷却が強まる予想で、10度を下回る所も出てきそうです。冬物のコートなど準備を進めておくと良いでしょう。寒暖差が大きい時期ですので、服装で上手く調整しつつ、体調管理にお気を付け下さい。
日本気象協会 東北支社 早坂 拓哉