ウシュバテソーロは来春サウジC→ドバイWCで現役引退へ 次走の東京大賞典は菅原明良とコンビ
昨年のドバイWCなどG1、Jpn1で全4勝を挙げるウシュバテソーロ(牡7、高木)は3連覇がかかる東京大賞典(G1、ダート2000メートル、12月29日=大井)に向かう。また、オーナーの意向で鞍上は高木厩舎の所属騎手である菅原明良騎手(23)が務める。管理する高木師が7日、明らかにした。 なお、招待競走に選出されれば来年のサウジC(G1、ダート1800メートル、2月22日=キングアブドゥルアジーズ)、ドバイワールドC(G1、ダート2000メートル、4月5日=メイダン)に転戦し、その後、引退する予定であることも併せて発表された。 同馬は父オルフェーヴル、母ミルフィアタッチ、母の父キングカメハメハという血統で、千代田牧場の生産馬。昨年はダートでは初めてとなる日本馬のドバイワールドC制覇を達成。今年は2月のサウジC、3月のドバイワールドCと連続で2着に好走した。オルフェーヴルの後継種牡馬としての期待も大きい。無事に招待を受け、出走となれば昨年世界を震撼(しんかん)させたドバイワールドCがウシュバテソーロのラストランとなる。