自分を物語る口紅 エルメス、プラダ、グッチ…主要ブランドの新作で奥義学ぶ
■口紅は「自己表現」である
女性が口紅のカラーを選ぶには、肌色との相性も大切だし、その日の装いとのマッチングも大事。また、新たなカラーを手に入れる際は季節に合わせて気分を一新したい、トレンドを意識したいなどなど、さまざまな理由が潜む。 だからこそ、一般的にほかのメイク・アイテムと比べても、口紅の所有数は多いのだと思う。これは口紅というツールが手軽に、いまの自分の気分や心、そして私自身のありようを物語るアイテムであるからに違いない。 1913年の創設時から卓越したクリエーティビティーでモードの分野を切り開いてきたブランド、プラダ。そのプラダからビューティーラインが誕生した。 コンセプトは「Rethinking Beauty 美を切り拓(ひら)く」。「自己改革こそが新たな自己表現である」という考えのもと、あらゆるメイクへの挑戦をサポートする。中でも口紅は、プラダのファッションに着想を得て生み出されたもの。アイコニックな生地のテクスチャーを生かした2つの質感で、自由自在にカラーを楽しむことを念頭に開発された24色を展開。つけていることを忘れるほどの軽やかさとケア効果は常識を塗り替える心地よさだ。
■口紅は「個性を引き出しエンパワーしてくれる存在」
どんな口紅のカラーを選ぶか、どんな風にリップを装うか。それは自分の個性や好みの反映であるけれど、セレクト次第で自分に自信を与え、エンパワーしてくれる存在でもある。 口紅を塗ることで元気と勇気がもらえる。こうありたいと願う女性像に近づける不思議な存在――それが口紅でもある。 個性や自分らしさを大切にする「セルフラブ」のモットーを掲げるイヴ・サンローラン・ボーテ。2024年3月にデビューするのは、未体験のツヤをかなえる全20色のシャインリップ。 独自のツヤ再現成分でジェリーのような薄ツヤ膜を実現。パッションフルーツオイルやイチジク果実エキス配合でジューシーな潤いが持続。唇でとろけるテクスチャーの心地よさは虜(とりこ)になりそうなほど。みずみずしくフレッシュな感触で、唇に、そして私自身に自信を持たせてくれるはず。