ウクライナへの長距離兵器使用許可、米国の「直接参加」に等しい ロシア外務省
(CNN) ロシア外務省のザハロワ報道官は18日、ウクライナがロシア領内の標的を攻撃するために長距離ミサイルを使用することは、米国の戦争への「直接的な参加」に等しいと述べた。 【映像】米大統領、ウクライナにロシア領での長距離兵器の使用許可 ロシア国営タス通信によると、ザハロワ氏は「ウクライナが我が国の領土を攻撃するために長距離ミサイルを使用することは、米国とその友好国がロシアに対する敵対行為に直接参加し、紛争の本質と性質を根本的に変えることを意味する」と述べ、「この場合、ロシアの対応は適切かつ具体的なものになるだろう」と警告した。 同氏の発言は、ロシアのプーチン大統領が9月に述べた発言を繰り返すものだった。 プーチン氏は当時、米国がウクライナに米国の兵器を使用してロシア領奥地の標的を攻撃する許可を与える可能性について問われ、「この決定がなされれば、それは直接的な関与にほかならない。北大西洋条約機構(NATO)諸国、米国、欧州諸国がウクライナ戦争の当事者になることを意味する」と答えていた。