センバツ2023 選手紹介/16 報徳 斎藤佑征/社 竹野奏海 /兵庫
◇勝利へ貢献の一打を 報徳 斎藤佑征(ゆうと)(1年) 長打力が持ち味の1年生。野球の面白さを「ワンプレーで流れが変わること」と語り、「センバツではチームの勝利に貢献する一打を放ちたい」と意気込む。 秋季近畿大会決勝の大阪桐蔭戦では、八回に代打として出場したが、相手エースの前に三振に倒れた。「狙い通りの直球にも差し込まれ、実力の差を感じた」と振り返る。チームもわずか3安打に封じられて敗退したが、「これぐらい高いレベルの投手から打ちたいという目標が具体的になった」と前を向く。 寮生活を送り、朝早くから打撃の自主練習に取り組む。「(4番打者の)石野さんに打撃を教わり結果も出てきた。負けん気を持って戦いたい」 …………………………………………………… (1)170センチ・75キロ(2)右・左(3)内野手(4)加古川市立別府(5)寝る ……………………………………………………………………………………………………… ◇練習続け 打撃力成長 社 竹野奏海(そう)(1年) 捕手として送球が定まらず、悩んで体が思うように動かせなくなる「イップス」に苦しんだ。秋からは外野手に転向し、打球の判断力を磨くため、打撃練習の際も積極的に守備に入るなど、練習を重ねている。 「継続は力なり」が信念。秋季県大会ではベンチ入りできず、悔しい思いをした。以降、ベンチ入りメンバーになることを目標に毎朝練習に励み、夜も素振りに取り組んできた。 最近は打撃の成長を実感している。「継続することで力は本物になる。自分の役割をきっちり果たして、チームに貢献したい」と、自信がついた長打力を武器にセンバツでの活躍を誓う。 …………………………………………………… (1)175センチ・76キロ(2)右・右(3)右翼手(4)豊岡市立豊岡南(5)漫画を読む ……………………………………………………………………………………………………… 【メモの見方】(1)身長・体重(2)投・打(3)ポジション(4)出身中(5)趣味 〔神戸版〕