フェラーリの新たなフラッグシップ「ドーディチ チリンドリ」、早くも日本でお披露目!
フェラーリの新時代を印象付ける、このうえなく優美な佇まい
2024年6月11日、フェラーリ・ジャパンは2024年5月にマイアミビーチでワールドプレミアされたばかりのフラッグシップ、「12 Cilindri(ドーディチ チリンドリ)」を日本初公開。13日まで東京都内でエクスクルーシブなイベントを開催し、招待顧客向けにお披露目する。 【写真はこちら】伝説的なグランドツアラーをインスパイアし、エレガンスと汎用性、そしてパフォーマンスを共存させている(全9枚) イタリア語で「12気筒」を意味する「ドーディチ チリンドリ(以下、12チリンドリ)」については、2024年5月のワールドプレミア時に当Webモーターマガジンでも紹介したが、もう一度簡単におさらいしておこう。12チリンドリは812スーパーファストの後継モデルとなる、フェラーリの新たなフラッグシップだ。 日本におけるフェラーリのV12エンジン搭載車は、1960年代に275GTBが初めて正規輸入されて以来の歴史を誇っている。エンツォ・フェラーリが「すべては12気筒エンジンから始まった」と謳ったように、この12チリンドリは1950~60年代の伝説的なグランドツアラーをインスパイアし、エレガンスと汎用性、そしてパフォーマンスを共存させて、V12をフロントに搭載するフェラーリの2シーターに課せられた使命であるDNAを完璧に体現している。 それはつまり、フェラーリを代表するこの上なく優美なモデルであり、前述のように伝説的なV12グランドツアラーをインスパイアしながら、最新鋭の性能と快適性も備えた、モダンなジェントルマンドライバー(愛好家)のためのフェラーリなのだと、フェラーリ S.p.A.のヘッド of プロダクト マーケティングであるエマヌエル・カランド氏は語る。 フロントにミッドシップ搭載されるV12エンジンは、812コンペティツィオーネに搭載されたものの進化版で、最高出力は830ps、最高許容回転数は9500rpmに引き上げられている。0→100km/h加速は2.9秒、0→200km/h加速は7.9秒、最高速度は340km/h以上というハイパフォーマンスを発揮する。 組み合わされるトランスミッションは、8速となったDCT。また新しいアスピレーテッド トルク シェーピング(ATS)システムにより、最大トルクの80%を2500rpmから発生することで扱いやすさを向上している。しかも、そのサウンドはユニークでスリリングなものであるという。
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