【帰省・旅行シーズン】「子どもの命を落とさない」正しいシートベルトのつけ方とは?【きょうから実践】
年末年始の帰省・旅行シーズンが始まりました。車での移動の際、事故などで大切な子どもの命を落とさないために、きょうからでもできることとは。JAF岡山支部に聞きました。 【写真を見る】【帰省・旅行シーズン】「子どもの命を落とさない」正しいシートベルトのつけ方とは?【きょうから実践】 ■「帰省先」でも孫にはしっかりとチャイルドシートを! 子どもを連れての車での移動。その際に欠かせないのはチャイルドシートです。6歳未満の乳幼児への使用が義務化されています。 ただ年末年始の帰省シーズン、帰省先などで「油断して着用しないケース」も少なからずあるといいます。着用していないと、事故に遭った際に【画像(2)】のような事態になるかも知れません。 (JAF岡山支部 建部拓さん) 「帰省先の祖父母が『近くだからいいじゃない』と、ついついチャイルドシート・シートベルトを付けない事をやってしまいがちです」 ■チャイルドシート 命に関わる「間違った使い方」とは その使い方にも注意すべき点があります。それは… (砂山祐佳里記者) 「間違った状態で固定されているチャイルドシート。揺らしてみると、横からも縦からも、全体が揺れているのがわかります」【画像(4)】 正しく固定されていないと、効果を発揮することができないどころか【画像(5)】のような状況に...大きなけがにつながることもありうるといいます。シートベルトや専用の金具を使って、しっかりと固定されているか確認する必要があります。 ■身長150cm以下の子どもには「チャイルドシート」「ジュニアシート」を...なぜ? また子供に「シートベルトを正しくつけてもらう」ことも大切です。 JAFでは大人と同様に、シートベルトを鎖骨・胸骨・ろっ骨・腰骨に通して正しく使用する(骨格拘束)には、12歳児の平均身長である身長150cm以上必要としています。身長150cm未満の子どもに大人用シートベルトをそのまま使用すると、衝突時の衝撃がベルトを通して首や腹部にかかり大変危険です【画像(6)】。 身長150cmになるまでは、チャイルドシート・ジュニアシートを使用して座面の高さを調整し、シートベルトを鎖骨・胸骨・ろっ骨・骨盤にあてて、骨格拘束が正しくできるように調整しましょう【画像(7)】
(JAF岡山支部 建部拓さん) 「何かあった後に『つけておけばよかった』ではもう手遅れ。ただ『チャイルドシート・ジュニアシートにに乗せていればいい』というわけではなくて、正しく取りつけて正しく使っていただく事が重要」 大切なわが子を守るためにできること。「チャイルドシート」「ジュニアシート」の使用について、今一度見直してみてはいかがでしょうか。
RSK山陽放送
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