【ガールズケイリン】村田奈穂が重病からの復活Vを目指す! 向日町競輪F2が26日に開幕
京都向日町競輪場では6月26日からの「やっぱ!オズパ!杯 京紫陽花賞」(F2)でガールズケイリンを行われる。先行力でリードする竹野百香(21)=124期=、まくりの鋭い太田瑛美(23)=120期=の三重コンビが中心。竹野と同じく13日まで岸和田競輪場で開催されていた「パールカップ」(G1)出場組の吉村早耶香(26)=静岡・112期=、野口諭実可(31)=大分・102期=らが立ちはだかる。 村田奈穂(32)=熊本・116期=が2月の四日市競輪に参戦中、強烈な頭痛に襲われて2日目から欠場した。 病名は「脳脊髄液減少症」。脳や脊髄を保護する髄液が漏れて頭痛やめまい、記憶力低下などになる病気で、俳優の米倉涼子さんが苦しめられたことをテレビで告白したことで有名になった。 村田はかかりつけの病院ですぐに診断されたことが不幸中の幸いだった。「立ち上がることもできなかった」という状態で10日間の入院後、自宅で1か月間の寝たきりとなったが、その後は「ずっと練習していました」と回復。6月から復帰すると、3場所連続で決勝入りして今開催に乗り込んできた。 「まだ体調は万全ではないけど、せっかく決勝に乗り続けているから優勝したいですね」と23年6月の前橋以来、1年ぶりの優勝も視野に入れる。まずは7Rで好発進を目指す。
報知新聞社