「小さな政党の大きな局面」前原新党、そして国民民主党はどこへ行く?菅野志桜里氏が読む!選挙ドットコムちゃんねるまとめ
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2023年12月18日に公開された動画のテーマは……「国民民主党分裂騒動 菅野さんの見解は?」です。 ゲストに弁護士で国際人道プラットフォーム代表の菅野志桜里氏をお招きし、古巣である、国民民主党の分裂問題について、語っていただきました。 菅野氏が「しゃべりにくいですねえ」と思わず苦笑するこの話題。 前原新党はどこへ行く?そして国民民主党の動きは? 【このトピックのポイント】 ・菅野氏から見た、玉木・前原両氏の路線の違いとは? ・前原新党はどこへ行く?政策の特徴をチェック ・分裂を重ね「純化された」国民民主党の今後は?
玉木・前原両氏の路線の「違い」菅野氏はどう捉える?
国民民主党は13日の両院議員総会で、離党届を提出し新党「教育無償化を実現する会」結成を表明した前原誠司代表代行ら4議員について、離党届を受理しませんでした。この結果、離党でなく、除名処分となることが決まりました。 このことについて菅野氏は、「一般国民にとってはあんまり関係ないことですかね?」と至極冷静な反応を示しつつ、国民民主党としては、前原氏らのやり方に対する怒りを明確にしたということと観測を述べました。 国民民主党には、野党として自民党と対立する立場から、徐々に自民党との距離を近づけ、自分たちの政策を実現するために自民と組もうとする玉木氏的な考えと、非自民と非共産の真ん中を結集させようとするいわば前原氏的アプローチの両方がありますが…… 菅野氏も自分でも非常に悩んだとしながら、結論としては「(自分や政党で決めるものでなく)これは時代が決めるものだと思うようになった」とします。 その上で、野党にいる以上は、政権交代を目指すのか、自公に割っていき与党の枠組みを変えるかという二者択一に疑問を呈します。 菅野志桜里氏「有意義な議論じゃない気がしていて、どっちも両にらみでやるべきことやっていくんでしょうよ」 MC乙武洋匡「いい意味でもうちょっとしたたかに行こうよ、と」