垣鼻町で市内8カ所目 福祉まるごと相談室を開設 三重・松阪市
市民センター内に 神戸、徳和地区の関係者らが式典
松阪市は31日、市民のあらゆる相談にワンストップで対応する「福祉まるごと相談室」を垣鼻町の神戸地区市民センターに開設した。市内8カ所目。同日午前9時半から同所でオープニングセレモニーを開き、担当地区となる神戸、徳和両地区の関係者らが開設を祝った。 福祉まるごと相談室は地域の身近な相談先として、日頃の暮らしの中での悩みや誰に相談していいか分からない話に応じる。福祉職、医療職、地域づくり支援職員の3職種が1チームとなり、個別支援や地域課題に対応する。 市は各中学校区ごとに開設を進めており、最終的に13カ所を予定。2024(令和6)年度は今回の神戸と徳和に加え、来月中に花岡と東部での開設を予定している。 この日のセレモニーには、沖和哉副議長や村田哲也神戸住民自治協議会長ら神戸と徳和地区の関係者ら約60人が参加。竹上真人市長は「福祉課題を解決するには長い時間がかかる。皆さまに協力をいただきながらこの地域の相談室を育てていってもらえたら」とあいさつした。 式典後、竹上市長と沖副議長、村田会長ら6人で看板の除幕を行った。 福祉まるごと相談室は平日午前9時から午後5時まで。