令和ロマン「M-1」史上初の王者2年連続ストレート決勝進出!くるま「狙っていた」ケムリ「忘れ物は…」
漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2024」の準決勝が5日、東京・NEW PIER HALLで行われ、22日に行われる決勝に進出する9組が決定した。 【写真】「M-1」決勝進出を決めた9組(左から)エバース、トム・ブラウン、ダイタク、ヤーレンズ、バッテリィズ、ジョックロックの福本ユウショウ、真空ジェシカ(手前)、令和ロマン(後列)、ママタルト、右端がジョックロックのゆうじろー 決勝進出を決めたのは初突破の「ママタルト」(サンミュージックプロダクション)、史上初の連覇を狙う「令和ロマン」、結成3年目の「ジョックロック」、「真空ジェシカ」(プロダクション人力舎)、「エバース」、ラストイヤーの「トム・ブラウン」(ケイダッシュステージ)と「ダイタク」、昨年準優勝でリベンジに燃える「ヤーレンズ」(ケイダッシュステージ)、「バッテリィズ」の9組。内訳は吉本所属が5組、ケイダッシュが2組、サンミュージックと人力舎が1組ずつとなった。ママタルト、ジョックロック、エバース、ダイタク、バッテリィズの5組が初決勝。 一方、ロングコートダディ、オズワルド、インディアンス、男性ブランコ、ダンビラムーチョらが敗退となった。22日に行われる敗者復活戦に望みを懸ける。(ロングコートダディはワイルドカードで復活のため敗者復活戦の出場資格なし) 昨年覇者の「令和ロマン」は、王者としてM-1史上初の2年連続ストーレートで決勝進出。過去連覇に挑んだ組は2008年優勝の「NON STYLE」で、王者が翌年(09年)も出るのは初だった。その2009年を制した「パンクブーブー」は翌年も決勝に進出。ともに優勝翌年は準決勝敗退から敗者復活戦で決勝に進出し3位に終わっている。他にも2003年覇者の「フットボールアワー」が2006年に出場し2位。なお、3回戦と準々決勝ではエントリーシールを貼らずに舞台に上がっていたが、今回の準決勝ではシールを貼って登場した。 くるまは会見後に「ストレートでの決勝進出は狙っていた」と明かし「他の組に負けていないのは実績。マウント芸で頑張る」「通過点。それだけですね」と自信のコメント。松井ケムリは「忘れ物は1000万円です!」と他8組は“眼中になし”とばかりに昨年の賞金は全部、相方の髙比良くるまにあげたエピソードをネタに“連覇”を誓っていた。 【M-1グランプリ歴代優勝者】第1回(2001年)中川家/第2回(02年)ますだおかだ/第3回(03年)フットボールアワー/第4回(04年)アンタッチャブル/第5回(05年)ブラックマヨネーズ/第6回(06年)チュートリアル/第7回(07年)サンドウィッチマン/第8回(08年)NON STYLE/第9回(09年)パンクブーブー/第10回(10年)笑い飯/第11回(15年)トレンディエンジェル/第12回(16年)銀シャリ/第13回(17年)とろサーモン/第14回(18年)霜降り明星/第15回(19年)ミルクボーイ/第16回(20年)マヂカルラブリー/第17回(21年)錦鯉/第18回(22年)ウエストランド/第19回(23年)令和ロマン