【生活保護】地方に住む月収6万円の独身男性は保護費を月額いくら受給できる?
地方に住む月収6万円男性の生活保護費
ここからは、地方に住む月収6万円男性が、生活保護費としていくらかもらえるのかをシミュレーションしていきます。 地方に住んでいるということは、級地区分が一般的に2級地または3級地に該当するため、「2級地-1」と「3級地-1」を例に取ります。 ●「2級地-1」の生活保護費 「2級地-1」は、埼玉県川越市や千葉県柏市、神奈川県伊勢原市などが該当します。 生活扶助の金額は年齢により異なるため、「18歳~64歳」、「65歳~74歳」、「75歳~」の3つの場合に分けて見てみましょう。 生活扶助と住宅扶助の合計額は、「18歳~64歳」の場合は11万6430円、「65歳~74歳」は11万5990円、「75歳~」の場合は10万9890円です。 このほかに、障害者に該当する場合は等級に応じた加算額がプラスされ、居宅介護費用や病院での医療費などがかかった場合も支給されます。このケースでは発生していないため、上記の金額が最低保障額になります。 生活保護費は、最低保障額から収入を差し引いた金額です。そのため、それぞれ6万円を差し引くと、「18歳~64歳」の場合は5万6430円、「65歳~74歳」は5万5990円、「75歳~」の場合は4万9890円となります。 ●「3級地-1」の生活保護費 「3級地-1」は、茨城県つくば市や栃木県小山市、千葉県成田市などが該当します。 「18歳~64歳」、「65歳~74歳」、「75歳~」の年齢ごとの生活扶助と住宅扶助の合計金額は以下の通りです。 「18歳~64歳」の場合は10万9980円、「65歳~74歳」は10万9570円、「75歳~」の場合は10万3790円です。 このほかにプラスされる扶助がなければ、上記の金額が最低保障額になります。 最低生活費からそれぞれ6万円を差し引くと、「18歳~64歳」の場合は4万9980円、「65歳~74歳」は4万9570円、「75歳~」の場合は4万3790円となります。