オランダ人芸術家の巨大アヒル、台湾・高雄で展示へ=10年ぶり 市長、来訪呼びかけ
(高雄中央社)オランダの芸術家、フロレンティン・ホフマンさんの作品「ラバーダック」が、来年1月27日から2月25日まで南部・高雄市で展示される。同市で展示されるのは約10年ぶり。同市の陳其邁(ちんきまい)市長が31日、記者会見で発表し、来訪を呼びかけた。 ラバーダックはアヒルのおもちゃを模した巨大なパブリックアート。同市中心部の愛河湾で展示される。2013年に展示された際は32日間で延べ390万人以上の観衆を集めた。 陳氏はこの10年間における高雄の変化は大きいとし、産業の発展だけでなく都市の景観などでもさまざまな変化をしたと語った。その上で高雄は工業都市から文化や芸術の都に変貌を遂げたとした。陳氏によれば、ホフマン氏は展示場所の下見に訪れた際、高雄の進歩に驚いていたという。 陳氏はまた、ラバーダックの展示に合わせて周辺でマーケットなどのイベントを行うと発表。高雄は冬でも日差しが強く、旅行にとても適しているとPRした。 (蔡孟妤/編集:田中宏樹)