福島市で寒い季節に食べたくなるあったか~いそばを満喫!栄養士の資格を持つ店主のおすすめは?
福島市荒町の「手打ちそば なお」では、絶品の「手打ちそば」を味わえる。そばを一口すすると…噛めば噛むほどそばの香りと旨みが口いっぱいに広がる!喉越しも良い。 こちらのそばは、県内の「会津のかおり」というそば粉8割と小麦粉のつなぎ2割を使った「二八そば」だ。「会津のかおり」を使うことで歯ごたえがあり喉越しがよく、見た目も美しい透明感のあるそばになる。 注目のジャパニーズウイスキー~笹の川酒造の歴史と未来への挑戦~
そばの主成分は炭水化物だが、高たんぱく・低脂質で、三大栄養素がバランス良く取れるため、とても栄養価が高いことから、スポーツ選手もよく食べるそう。今年は暖かさの影響でこの日は新そばではなかったものの、11月末には新そばが出る見込みだ。
店主の菅野さんはそば打ち歴20年のそば職人だが、以前は障がい者施設で栄養士として働いていた。その時から「店を持ちたい」という夢があり、習い事としてそば打ちをしていたことがきっかけで、そば屋さんを始めた。そのため、「必要な栄養を自然においしく摂れるように、罪悪感なくお腹いっぱい食べてほしい」と思いでメニューを決めるのだそう。
秋らしい「きのこのっけそば」は椎茸、舞茸、えのきなど7種類のきのこが乗っている。 カツオやサバから取った出汁のつゆが特徴だ。出来立てのそばのお味は…魚介の出汁ときのこの香りや旨みが相性抜群!「会津のかおり」のそばは温かい麺でもとても美味しい。
栄養士の資格を持つ店主・菅野さんによると、きのこは非常に低カロリーでありながら、ビタミンや食物繊維などの体に必要な栄養素を豊富に含んでいる。例えば、椎茸にはキャベツの2倍の食物繊維が含まれており、舞茸には免疫を高めるβグルカンが豊富だ。こちらのお店では、きのこや天ぷらの野菜など、こだわりの旬な県産食材を使っている。
お次は冷えた体に染みる「たまごとじそば」だ。温かく優しいつゆにふわふわの卵…冬限定のメニューだそうだが、お味は…ふわふわの卵とツルッとしたそばが合わさって美味しい!汁まで飲み干して体の芯から温まりたい。