【パリ五輪バスケ女子】フランスとの強化試合敗北で見えた課題。「日本らしいスピードが出せなかった」と町田、山本は「守備ミスが攻撃にも影響」<DUNKSHOOT>
フランスには198cmのドミニク・マロンガを筆頭に、190cm 超えが3人メンバー入りしているが、190cmのアレクサ・チェリーや、194cm のリアナ・ルペールは外からも打ってくる長身プレーヤーだ。 「アドバンテージはスピードだと思うので、そこのスピードのところをどれだけ活かせるかというのは大事になってくると思います。今日はフィジカルのところだったり、相手のディフェンスに捕まっているシーンがあって、日本らしいスピードは出しきれていなかったので、そこは次の課題になるのかと思う」 町田は自分自身のプレーも含め、チームの課題を挙げた。 4アシストに加えてチームハイの6リバウンドを記録した山本も、チームの修正点を指摘した。 「ディフェンスで上手くいかなかった時、今日の試合では特にオフェンスにも影響が出てしまったので、そこはしっかり切り替えてやらなくてはいけない部分だと思います。どうしてもディフェンスでやられて、そこでダメージを負っていたりすると、オフェンスのリズムも悪くなって、そのリズムが悪いことでシュートも入らなくなってしまう。なのでそこは全員が切り替えてやる、全員で戦う、というふうにやっていかないといけないと思います」 恩塚亨HC(ヘッドコーチ)は、本番を約1週間後に控えたタイミングで、ホスト国フランスという強敵と戦ったこの試合で掲げていた課題について「オフェンスは停滞せずに速さを出したいということと、ディフェンスはプレッシャーで相手のリズムを崩し、相手の狙いをインサイドをやらせないように中を絞ること」であったと試合後にコメント。 それについての手応えとしては「オフェンスを停滞しないということに関しては、フィジカルなプレーで削られて、足が止められてしまった時間帯と回数は、課題として感じています。ただ、その中でもいい形は後半いくつか出せていたので、そうしたシーンの数を増やしていくというところを目指していきたいと思っています」と話した。 後半、特に最終クォーターは、高田や赤穂ひまわりがフリーでシュートを狙えるチャンスも生まれていた。長身の選手が陣取るインサイドの手強さについて、指揮官はこう答えた。
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