【NFL】OLBレディックにホールドアウトを終わらせるよう呼びかけるジェッツオーナーのジョンソン
ジョンソンにとって、この状況は25年間のオーナー歴の中でも前例のない事態だ。
「こんなことは見たことがない。私より長くこの業界にいる君もそうだろう」とジョンソンは『ESPN』のリッチ・シミニに話している。
「誰もこんな状況は見たことがないはずだ。実際に何が起こっているのかを理解しようとするには、心理学者か何かの専門家でもないと難しいだろう。彼がチームに来てくれることだけを願っているよ」
29歳でトレードされ、シーズン第4週に30歳を迎えたレディックのホールドアウトは、時おり見過ごされることがあり、とりわけ火曜日はサラーHCの解任報道に押されて大きく取り上げられることはなかった。現在、守備コーディネーター(DC)のジェフ・ウルブリッチが暫定ヘッドコーチを務め、チームはバッファロー・ビルズとのマンデーナイトゲームに向けて再スタートを切る。
これを機に、レディックの前例のない状況にも何らかの進展があるかもしれない。なにしろ、ジョンソンがシーズン中にヘッドコーチを解任したのは今回が初めてだからだ。
「彼がここに来れば、歓迎ムードに包まれたロッカールームが待っているし、すぐに馴染めるだろう。でも、まずは彼が来なければ始まらない」とジョンソンはコメントしている。