バーチャルアイドル、星街すいせいが初のソロツアー「存在があいまいと揶揄されますが、私のこと見えてますよね!」
バーチャルアイドル、星街(ほしまち)すいせいが14日、さいたまスーパーアリーナで全国3カ所を回る自身初のソロライブツアーをスタートさせた。 プロフィルの身長は160センチ。青髪がキュートな星街が等身大の立体映像でステージに浮かび上がると、約1万5000人のファンは「すいちゃーん!」「かわいい~」などと歓喜した。星街は「すい星のごとく現れた、星街すいせいでーす」と元気にあいさつした。 この日は3月にリリースされ、ストリーミングで1億再生超のヒット曲「ビビデバ」や10月リリースの「ムーンライト」など18曲を熱唱。楽曲はロックやラップ調、バラードなど多岐にわたり、実際のバンド演奏に乗せて圧巻の歌唱力を披露した。同所では初ライブで、客席を見渡すと「こんなにたくさんの方がいるなんて…デカい!」と感激していた。 ノリノリのパフォーマンス後には「ぶち上げ過ぎました。1回水を飲むね」と小休止も交えてトーク。2018年のデビューから「バーチャルの世界は存在があいまいでよく分かんないとか揶揄されますが、私はこのお仕事に誇りを持って一生懸命生きています」と力説。ファン声援に「私のこと見えてますよね! 私、ここにいるよね!」と〝存在〟を確認すると「改めて、ライブは楽しいなぁ…ありがと!」を感謝した。 終演後は2025年1月22日に第3弾アルバム「新星目録」のリリースと、目標だった東京・日本武道館公演を同2月1日に開催すると発表。ツアーは12月10日の大阪・おおきにアリーナ舞洲公演、同28日の福岡サンパレス公演と続く。