毛利博物館で特別展「国宝」はじまる…雪舟の四季山水図も
毛利家に伝わる国宝が公開される特別展が1日から防府市の毛利博物館で始まりました。 特別展「国宝」の開催に合わせ毛利報公会の毛利元敦会長らが出席しオープニングセレモニーが開かれました。 毛利家に伝わる国宝や重要文化財など27点が展示される特別展「国宝」。 そのうち、4件8点が国宝です。 雪舟の代表作としても知られる四季山水図。 四季の風景が余すところなく描き尽くされた全長16メートルもある作品がすべて広げて公開されています。 ( 柴原直樹館長) 「日本の水墨画を作り上げた人としてよく知られている雪舟の最高傑作ともいわれているもので16メートルという長さにも圧倒されますし、その16メートルが春夏秋冬と移ろいゆくさまをごくごく自然に描き分けていますし その中に雪舟の様々な技術がつぎ込まれているところが面白い」 特別展「国宝」は防府市の毛利博物館で来月2日まで開かれます。