華麗なキャリアの経営者も実は「行き当たりばったり」だった!?成功者に学ぶ「幸運を引き寄せる働き方」とは
「希望するけれど予定しない」「偶然を否定しない」ことの大切さ
御立さんの人生訓は、希望するけれど予定しない、でした。こんなふうになったらいいなぁとぼんやり思っておくのはいいけれど、計画経済のように夢を描いて、毎日それを眺めて、こうやっていくんだ、と進めていく人生はどうかと思う、と。 実際には偶然も手伝って、思いも寄らないチャンスが与えられることは、世の中にたくさんある。御立さんはそう語っていました。そういう偶然を否定してしまう人生というのは寂しいと思う、とも。 御立さんも具体的にキャリアについて考えたことはなかったと語っていました。それよりも、自分に与えられているものを必死にやろうと思っていた。そうすると、違うものが開けるときが来るのだ、と。 でも、何が来るのかは読めない。ただ、読めないところに本当に面白いものや、自分がやらなければいけないものがあるのです。こうも言っていました。人のポテンシャルは、自分が思っているよりも大きいケースが多い。それを信じられるかどうかなのだ、と。