菊池雄星「チームにとって痛手なのは、トレードが実現したときの菊池の価値も暴落している」と地元メディア 雨にたたられ3回途中4失点で7敗目
◇23日(日本時間24日)ガーディアンズ6―5ブルージェイズ(クリーブランド) ブルージェイズの菊池雄星投手(32)は、敵地のガーディアンズ戦に先発。2回3分の0を8安打4失点で7敗目(4勝)を喫した。63球で3奪三振、1四球。チームも競り負け、3年ぶりで6連敗とした。 ◆大谷翔平の驚速192キロ『自己最速安打』に菊池雄星もビックリ!【動画】 菊池にとって長い一日となった。2点リードの3回、先頭から四球を挟む3連打で1点差に追い上げられ、なお無死満塁。ここで約40分間の降雨中断後、菊池の姿はマウンドになかった。すると、後を受けた2番手が押し出し四球などで逆転を許し、さらに2失点と黒星が菊池についた。 地元メディアの米ブルーバードバンターは「菊池雄星の懸念材料はパッとしない調子が継続していることだ。チームにとって痛手なのは、トレードが実現したときの菊池の価値も暴落している」と報じた。 Bジェイズは35勝42敗でア・リーグ東地区の最下位に沈んでいる。一方、菊池は今季が総額3600万ドル(約57億6000万円)の3年契約の最終年。昨季から安定した成績だったため、7月31日のトレード期限までに優勝を争っているチームへトレード移籍する可能性がたびたび報じられ、同地区のヤンキースやRソックスなどが候補に挙げられていた。 だが、前回登板のRソックス戦は4回5失点、そして今回と2試合連続で炎上したことで、防御率は3・26から4・00に急降下した。
中日スポーツ