旦那が定年まであと10年の50代主婦です。定年退職後、生活費はどのくらいを見込んでいたら良いですか?今は会社の借り上げ社宅で暮らしています。
老後の生活費を上手に用意する方法は?
老後に向けて必要な生活費を上手に準備するポイントは、具体的な項目を挙げながら必要な金額を見積もってみることです。そのうえで、定年退職までの貯蓄計画を立てましょう。 貯蓄に回すお金を捻出する方法として最も取り組みやすいのは、無駄な買い物をおさえる、保険の内容を見直すといった生活費の節約です。また、表題の方の場合は、借り上げ社宅に住んで住居費がおさえられていることを利用して、平均的な家賃を払っている想定で「つもり貯金」するのもよいでしょう。 また、個人年金保険など老後資金のための生命保険を活用する、NISAやiDeCoなどの非課税制度を活用して資産運用するなど、金融商品を上手に利用するのも手です。
老後の収入や増える支出を意識して必要な生活費の見通しを立てよう
夫が定年退職を迎えて老後の生活がスタートすると、現役時代と比べて収支のバランスが大きく変わります。収入はいくら見込めて、何にどのくらいの支出がありそうか、現役時代と変わる部分はどこかを具体的にイメージして、老後に必要な生活費の準備をすることが大切です。 そのうえで、きたる老後生活に備えて、節約や投資などの工夫をしながら上手に資金を貯蓄しましょう。 出典 総務省 家計調査年報(家計収支編)2023年(令和5年) 総務省 令和5年住宅・土地統計調査 調査の結果 公益財団法人 生命保険文化センター 2022(令和4)年度 生活保障に関する調査|生活保障に関する調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部