エリオットとサウスウエストが和解に近づく、取締役会巡り－関係者
（ブルームバーグ）： 米サウスウエスト航空の取締役会の支配権を巡り、同社と米ヘッジファンド運営会社エリオット・インベストメント・マネジメントは和解案で合意に近づいている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにしたもので、実現すれば両社は委任状争奪戦を回避できる。
詳細は未公表だとして関係者が匿名で話したところによると、アクティビスト（物言う投資家）として知られるエリオットが取締役会で複数の席を確保するものの過半数を握らない枠組みについて両社は協議している。関係者の１人は、和解は早ければ24日に発表される可能性があると述べた。
関係者によると、まだ何も最終決定されておらず、和解協議が決裂したり枠組みが変更されたりする可能性もある。和解が成立した場合、サウスウエスト航空のボブ・ジョーダン最高経営責任者（ＣＥＯ）への影響があるかは不明。ゲーリー・ケリー会長はすでに、次回の年次総会で退任することに同意している。
サウスウエスト航空とエリオットの代表者はコメントを控えた。
原題：Elliott, Southwest Said to Near Settlement to Avert Board Battle（抜粋）
--取材協力：Mary Schlangenstein.
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Crystal Tse, Matthew Monks
