1年間同じ「歯磨きコップ」を使用していますがカビが気になります…「紙コップ」のほうが衛生的でしょうか?
歯磨きコップを清潔に保つコツ
まず、カビが生えないようにするためには、コップをぬれたままにしないことです。一般社団法人日本訪問歯科協会でも、歯磨きコップについて「カビや汚れを防ぐには、使用後には毎回流水できちんと洗い、底に水が残らないようにしっかり乾燥させることが大切」としています。 コップをさかさまにしてつるしたり、水切れのよい場所に置いたりしてなるべく早く乾くようにしましょう。特に、浮かせる方法にすれば収納スペースもあまり取らず、乾かしやすくなるためおすすめです。 収納スペースがあるときは、コップスタンドを使う方法もあります。コップスタンドは口の触れる部分が直接触れないようにして保管できるため、衛生的な点がメリットです。 もしこうした対策をしてもカビが生えてしまったときは、台所用の塩素系漂白剤でつけ置きをし、洗い流すと落としやすくなります。
保管方法を工夫すると歯磨きコップでもカビを生やしにくくなる
紙コップは衛生的に利用しやすい反面、ゴミが増えたり費用がかさんだりするデメリットもあります。衛生面を重視する方なら紙コップが向いていますが、コストパフォーマンスやゴミの量を気にする方は歯磨きコップの方がよいでしょう。 実際、今回試算した結果によれば、税込み110円の紙コップを使用した場合と税込み110円の歯磨きコップを使い続けた場合では、1年で7590円の差が生まれる可能性があります。歯磨きコップはよく洗い、よく乾かすことを意識していればカビも生えにくくなるため、カビが気になる方はまず保管方法を見直すことがおすすめです。 出典 一般社団法人日本訪問歯科協会 今日から始める口腔ケア 歯磨きコップの汚れ 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部