この衝撃的なおいしさ! ふぐは“焼き”の時代が来た! 知らなければたどり着けない隠れすぎている店でふぐ三昧!
〆は「煮麺」です。ふぐの骨で取った出汁はうまみたっぷりで予想を裏切らない味わい。具材は「春菊」「白菜」「葱」「椎茸」、そして「ふぐのくちびる」。食べていると気がつきます、これって「ふぐちり」だと。こういうおしゃれなセンスもニクイ!
唐揚げ、焼きふぐを堪能した後に、優しい味わいの煮麺にしたアイデアが素晴らしい! 出汁は淡白な味わいでさっぱりさせつつもうまみがあり、コラーゲンの宝庫である「ふぐのくちびる」を入れることで唇がくっついてしまうほどプルップル。
コース料理の〆でありながら通常の1人前サイズなのですが、素麺だからスルスルと入ってしまいます。途中で「プルコッチ」で味変するとさらに拍車がかかり、出汁も一滴も残さず完食! おいしいものは胃袋のサイズも変えてしまうのです。
ヒレ酒もラインアップした2,000円の飲み放題!
こちら飲み放題(2時間制2,000円)までお得なのです。ビール、焼酎、日本酒、ハイボール、オリジナルのサワー類、ソフトドリンクに加え、なんとヒレ酒までラインアップ。特になかなかお目にかかることのない冷やしヒレ酒は、ヒレを焼いた香ばしさがありつつスッキリとした飲み心地で冷酒好きの心を捉えること間違いなし!
大阪ではポピュラーな「焼きふぐ」ですが、大阪の店が東京に進出することはあっても東京発信の店は見かけたことがなかったことから「焼き福3階」が誕生しました。「焼いたふぐを手でつかんで豪快に食べる大阪スタイルをヒントに、中骨をつけたまま身をぶ厚く切ってプルコッチで食べたらめちゃくちゃおいしかったんです。これが東京スタイルの『焼きふぐ』になってもらえたら」と話すのは総料理長の佐々木友朗さん。
料理はすべて1人前の量、2人でシェアしてもいいくらいのボリュームです。「ぶつ刺し」は2貫にした「小ぶつ刺し」、「焼きふぐ」は「皮」「あら身」「上身」が単品でオーダーできるのもうれしい。これでコース料理+飲み放題で12,000円とは「焼き福」という店名のとおり口福度200%! おまけにふぐの脂肪分は鶏のささみ1/3! おいしくってリーズナブルで、ヘルシー!「焼きふぐ」なら夏でも食べたくなるので、ぜひ「焼き福3階」に行ってみてください!