サッカーJ1・サガン鳥栖のサポーター「とにかく勝ってくれて良かった」…4戦ぶりの勝利に安堵
サッカー・J1リーグ戦で、サガン鳥栖が佐賀県鳥栖市の駅前不動産スタジアムで京都サンガと対戦した22日夜のホーム戦。サガンは3―0で快勝し、サポーターはリーグ戦で4試合ぶりの勝利に安堵の表情を浮かべた。 【写真】60分、2点目のゴールを決めて喜ぶ鳥栖・マルセロヒアン(22日)=中嶋基樹撮影
前節、敵地で臨んだアビスパ福岡との九州ダービーに敗れ、リーグ戦3連敗と苦しむサガン。順位を18位に下げ、またも降格圏に転落する中、今季通算の勝ち点で並ぶ19位の京都サンガを迎え、是が非でも勝ち点3をつかみたい一戦となった。
試合が動いたのは後半。サガンは流れを引き寄せると、FWマルセロヒアン選手が58分にヘディングで先制点を決め、その2分後には左足シュートでゴールネットを揺らした。さらに、76分にはFW長沼洋一選手が追加点を奪い、勝負を決定づけた。
スタジアムには6635人が入場。同県小城市の会社員(52)は「とにかく勝ってくれて良かった。ここから一つでも上の順位を目指してほしい」と話していた。
サガンの今季通算成績は5勝2分け11敗の勝ち点17で、順位を17位に戻して降格圏を脱した。