夏休み中、子どもを学童に預けていますが「お弁当」よりも「コンビニ弁当」にすべきですか? 毎日のことなので、高くても買うほうが“コスパ”は良いでしょうか?
節約・栄養バランス・手間を考慮したお弁当作りとは?
手間と経費を考えるとコンビニ弁当のほうがコスパは良い場合もありますが、お弁当の材料費(222円)のみを考えると多くの場合は手作り弁当のほうが安くすみます。節約しつつ、栄養バランスや手間も考えながらお弁当を用意するなら、どういった点に注意すれば良いでしょうか? まず考えたいのが、用意が楽で食中毒も防げそうなものです。夏場は食中毒に気をつけたいところですが、農林水産省によると食中毒の大原則は「つけない」「ふやさない」「やっつける」の3つで、主なポイントは次のとおりです。 ・つけない……調理前に手を洗う、お弁当箱や調理器具は清潔なものを使う、食材はよく洗う(肉は食中毒菌が飛び散るため洗うのはNG) ・ふやさない……水分は大敵 ・やっつける……しっかり加熱する これらの点に注意しながら、前日におかずを作り置きしておくなど、手間を極力減らしておきましょう。また、手作り弁当とはいえ、全てを手作りにするのは大変です。冷凍食品を一部使用したり、毎日ではなくたまにはコンビニ弁当を活用したりすると、負担も軽減できるでしょう。
まとめ
夏休みのお弁当作りはとても大変です。手作りのほうが節約はできますが、手間を考えるとコンビニ弁当のほうがコスパが良い場合もあります。 食中毒などに気をつけながら、負担になり過ぎないよう、うまくコストや手間を減らしていきましょう。 出典 株式会社ニチレイフーズ 全国お弁当事情に関する調査 2024 厚生労働省 地域別最低賃金の全国一覧 農林水産省 お弁当づくりによる食中毒を予防するために 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部