“世界初”トヨタの液体水素車、24時間耐久レースに挑む 豊田章男会長「世界の温暖化にもうひとつの選択肢を」“仲間”には岩谷産業も
◆レースは無事完走したが…課題は山積 “液体水素車”が脱炭素社会の救世主となる日はくるのか
水素を使って発電する電気自動車は発売されていますが、コストが高いなど課題は山積です。脱炭素社会を実現するため、百年に一度の変革期を迎える自動車業界。24時間耐久レースでは、自動車各社が二酸化炭素を出さない燃料で車を走らせるなど実証実験をする場にもなっています。 液体水素車は完走しましたが、部品の耐久性を上げるなど、市販化するには多くの課題を抱えています。 トヨタ自動車・佐藤恒治社長 「最終的なゴールはカーボンニュートラルを いかに実現するかということ。各社個社の取り組みではなく、業界あげて多様な選択肢を多様なトライでスピードを上げてやっていく」 水素自動車が脱炭素社会の救世主となる日がくるのか。自動車業界の挑戦は続きます。